素敵な感想いただきました

懸賞 2017年 02月 28日 懸賞

『君よ生きて』を観劇された方からの感想です。嬉しかったです。ありがとう!


多紀さんへ

重たそうだな…恐そうだな…理解できるかな…暗くなりそうだな…ちょっと不安………
こんな気持ちで少し身構えて劇場まで行きました。

でも、最初に明るく導入してくださったので、すっと劇場に溶け込むことができました。

出演者、楽器、セット、無駄なものがないからこそ一言一言が際立ち、一音一音が際立ち、心を打ちました。

カンパニーが若くてびっくり。そこでしっかり締める多紀さんと小西さん。深みが違う!

最初、現代のシーンは、セリフのテンポが早くてまたびっくり!敢えて早くしてるのかな?とか考えつつ、ついて行かねば!と心して聞きました(笑)
でもシベリアからは普通のテンポに感じて安心。

善吉が妻と子供だけ逃したり、ハルエさんは幾多の困難を乗り越えて、子供を連れて引き揚げ船に乗り。これらはすべて、若かったであろう2人が小さな命を繋ぐためだけに、極限の状況で最善の選択を迫られた結果だと思い、その想いの重さに涙がほろり。

その後の善吉さんのシベリアでの生活。生活とよべるのか!?という状況だったと思います。様々な辛いことがあったでしょうが、終わりが見えない、いつ祖国に帰れるのか分からない、この途方にくれるような状況が1番辛かったのではないかと感じました。

一方のハルエさんも戦後の混乱の中、子供を無事に命を繋ぐのは大変なことだったでしょう。でも子供が関わると母親は強くなれるので、がむしゃらに生き抜いたのだと思います。

感じたことが多すぎて、全然まとまらないですが、やはり日高隊長の白樺の皮に遺した言葉は泣けました。生きて、生きて、君よ生きて。って。

そして衝撃的だったのは、抑留者が日本で日本人に殺されたり、赤として迫害された、という事実は知らなかったので驚きました。

私自身は、やはり子供については、宿ること、その後お腹で育つこと、産まれてくれること、まずそれ自体が奇跡なんだなって、長男の時に分かったんです。命って素晴らしいな、と。今までの世界が違って見えるほど素晴らしい存在で、そして、このために今まで生きてきたんだって思ったんです。

命を繋いで行くことの尊さが丁寧に描かれた素晴らしい作品と感じました。
終演後に、「私、今日からもっと頑張ろう!」って言っていた方がいたんです。本当にその通り!私も頑張ろう!って思える作品でした。

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ありがとう。

by aya-izumo | 2017-02-28 00:29

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